ハッキリも言うけど、かなり遠回しにも言う
こちらのWebサイトは移転しました。
と、最近思う阿津坂です。
英語の話ですが。
「大事なアレの話。」の回でもご紹介したように、トイレ1つ取っても婉曲表現がヤマのようにあるのが英語。
最近、印象に残ったのが「口論」に関する表現。
このサイトで詳しくご紹介されていますが、
"We exchanged words."や"We had an exchange of words."(文字通りでは「私達は言葉を交わした」の意味)が「口論した」の意味になるなんて、驚きですよね!
知らないと、本を読んだりしている時に出会ったら、話が分からなくなりそう!
上の『GOTCHA!』の記事を書いたデイビッド・セインさんはアメリカ人なので、アメリカでよく使われている表現が載っていると思うのですが、イギリスでよく使われている表現では「domestic」があります。
(Marcus講師は「domesticで口論の意味? 聞いたことないね」とのこと)
「domestic」とは、「国内、家庭内」という意味の単語です。
日本でよく聞くのは「ドメスティック・バイオレンス(Domestic Violence:いわゆるDV)」かも……。どこかで「ドメスティックな彼氏」という表現を見たのですが、おそらく「DVをするような彼氏」と言いたかったんだと思いますが、「ドメスティック」だけだと「家庭内、家庭的」という意味なので、「ドメスティックな彼氏」だと「家庭的な彼氏」という意味に……(^▽^;)
さて、この「domestic」、イギリスでは「家族、夫婦やカップルの口論」の意味があります。
いやぁ、イギリスでは「家庭内のこと=家族または恋人同士のいさかい」ってことなんでしょうか、、、(笑)←こんなことを言っているとWarren講師に「その極端な一般化はそのままお返しするよ」と言われてしまいますがo(^^;o)
使い方は、名詞で使い、
They are having a domestic right now.(彼らは口論の真っ最中だ)
A young couple started a full-on domestic right in front of me. (若いカップルが、私の目の前でものすごい口ゲンカを始めた)
といった感じになります。
ほかにも婉曲表現はたっくさんあるので、またご紹介したいと思います!