「Clotheって言葉はあるの!?」(6月のTeacher's Tipsから)
こちらのWebサイトは移転しました。
こんにちは、阿津坂です。
今月の掲示板のTeacher's Tipsの1つに、「Clothes≠Closes」というのがあって、それについて受講生さんから質問がありました。
先日に平井がブログで紹介しました~♪
「要は、”Clothes”という単語は”Close[klóuz]”(「クロウズ」に近い)と発音するのであって、[klóuðiz](クロウズィズ)ではないってことですよね?」と質問されて、「そうです! 私も講師に確認したんですが、『"Close the door."の”Close”と同じ発音だよ!』って力説してましたよ」とお答えしたのですが、話はそこからいろいろ展開することに。
Clothesは複数形。では、単数のcloth(発音[klɔ́(ː)θ])は、意味は「布、生地」となります。
すると、「じゃ、洋服1着の時は、何て言うんですか?」という質問が。
ちょうど授業前の休み時間だったので、Kevin講師やMarcus講師、Brian講師も交えて、いろいろ聞きまくった結果、
洋服1着って言いたいなら「a piece of clothes」もしくは「a piece of clothing」。
でも、あまり使わない。
「an outfit(outfitは服装一揃え)」や「a garment(garmentは何かしらの洋服)」とか。
それよりも「I bought a new shirt/skirt/T-shirt.」など具体的に言うか、「I bought some clothes.」と言う方がナチュラルだそうです。
で、「clothesとclothはわかった、で、clothe[klóuð]って単語ないの?」と聞くと「動詞でならね。服を着せるって意味だよ。でもめったに使わないね」とのこと。
な~る~ほ~ど~。
ちなみに、下のこれですが、「Almost people like chocolate.」は使わない、ってのはお分かりになるかと思いますが、「Almost people」ってどういう響きになるか分かりますか?
almostって「ほとんど、九分通り、大体」という意味で、「90-95%」というような感じです。
じゃ、「almost people」で「”90%の人々が”って意味にならないの?」って思われるかもしれませんが、「almost people」だと「90%人々」ってことで、つまり「90%は”人間”(10%はそうじゃない)」的な意味にネイティブには聞こえてしまうそうです。
(これを、Daniel講師にこんこんと説明してもらいました 笑)
なので、「猿、人魚、ロボット」のように「人間に近いけど、人間じゃない」という意味になってしまうので、下の絵が加えられています。
「90%まで”人間”のものたちはチョコレートが好き」
なんて言わないでね~
って講師からのお願いでした♪