苦しい中にこそチャンスはある!
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赤峰です。
先週の日経夕刊に、懐かしの方が5日連続で登場されました。
ご覧になった方も多いかと思いますが、熊本県知事の蒲島郁夫さんです。
蒲島さんは、私より2年先にアメリカでの農業研修を終えて、一旦帰国後、ネブラスカ大学畜産学部に留学、更にハーバード大学に進み、筑波大学・東大教授を経て、熊本県知事になられた方です。
以前にも日経で“農協職員から東大教授へ”という見出しで,蒲島さんのことが特集されたこともありました。
私が蒲島さんに出会ったのは、今から40年も前のことですから、随分昔のことになります。
西部の開拓牧場での研修の合間に、ネブラスカ大学で畜産学の授業を3ヵ月受けましたが、その授業で通訳のアルバイトをして下さったのが蒲島さんでした。
留学中の蒲島さんは、熊本から婚約者を呼んで大学の食堂で結婚披露宴を行ない、成績優秀でネブラスカ大学を卒業され、それから畑違いの政治学を学ぶ為にハーバード大学大学院に進み、3人の子育てとアルバイトをしながらの学業で、まさに努力・努力・努力の人で、「苦しい中にこそチャンスがある」とよく言って、私達をよく励まして下さいました。
知事に就任以来、よく登場されるテレビのニュースや新聞記事を見る度に当時のことを思い出し、そしてFCCをもっともっと良い学校にせねば、という気持ちを強くさせてくれます。