福岡の英会話スクール まじめで厳しいFCCスタッフブログ

FCCの裏舞台をお見せします♪「FCC behind the scene」

平井式単語の覚え方

こちらのWebサイトは移転しました。

最近、「英単語はどうやって覚えたらいいですか」というご質問を受けました。これは、単純に単語の意味もそうですが、前置詞の使い分けについての質問(例えばin, at, on, toはすべて「~に」と訳せますが、どう違うのですか?)などもあります。

日本語に訳せば同じ言葉なのに…なぜ??外国語を勉強していると、こんな疑問がわいてきます。ではどうしたら使い分けができるようになるのか??もちろんネイティブ講師がいますので、彼らに聞くのが一番早いのですが、自分で勉強している時はどうしたらいいのでしょう?

そこで辞書の登場です。今日はこれを活かす方法をご紹介します☆

ちょっと例をあげてみます。

attendという単語があります。この単語は、一つの単語で色々な意味を表します。主な意味は(1)出席する(2)仕える・世話をする(3)注意して聞く

日本語ではあまり共通点のなさそうなこれら三つの訳ですが、英語ではどれもattendになります。この共通点が見つからないと、特に多義語は、単語の意味が覚えにくくなります。

ではどうしたらよいか?辞書には必ず『原義』というものが載っています。単語の元々もつ意味=イメージをそこから読み取ることで、共通点を発見することができます。

attendの原義はat(~へ)+tend(伸ばす・心を向ける)⇒人や物事に意識を向ける⇒(1)というわけで、出席します!(2)というわけで、お世話します!(3)というわけで、注意して聞きます!

どうでしょうか?覚えられそうですか?attendは大体この三つで訳せますが、文脈によってはもっと適切な日本語があるかもしれません。あえてふんわりしたイメージで捉えておくほうが、柔軟に英語を理解できる場合もあります。

もう少し余裕がでてきたら、tendの仲間たちも一緒にチェックしてみてもいいかもしれません。pretend(~のふりをする), extend(拡げる), intend(意図する)etc…

最後に☆それぞれの意味を名詞にすると(1)attendee(出席者)(2)attendant(世話人☆フライトアテンダント)(3)attendance(出席)となります。