義理って何??
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こんにちは、平井です。
先日、突然Brian講師が目の前に来て、「義理チョコはいらないから!!」と…
まだ1月だし、私はバレンタインのことなど何も考えていなかったのですが、なぜか牽制されてしまいました。
平「私、今年何かあげるなんて言ってないけど?」
B「でも去年何かくれたでしょ」
平「なんで義理チョコいらないの?」
B「義理だから!僕は本物の、心のこもったのが欲しい!」
平「…(義理チョコはありがた迷惑ってことかい(^^;)??)」
B「大体義理って何なの!?なんでそんなものが存在するわけ?」
はて?なぜでしょう??最近は友チョコなんかも流行っているみたいですね。
隣にいたKevin講師が便乗してきて
K「義理チョコの義理って、義理の母~とかの義理と一緒?」
平「そうだよ」
K「義理の母はmother-in-lawでしょ。でも義理チョコの義理はin-lawとは言わないでしょ?」
確かに…。”giri”って何でしょう??大学時代に読んだ『菊と刀』という有名な本に「義理」と「義務」と「恩」について書かれた章があったのを思い出して、それを読んでちょうだい!と言って逃げましたが、自分の文化のことって案外分からないものです。”感覚”で区別しているものを言葉で説明するのは難しい。『菊と刀』の英語版(おそらく日本語版より省略されています)がFCC文庫にありますので、興味のある方はどうぞご覧ください。
*ちょっとだけ内容紹介*
日本語版はかなり分厚いので読むのに忍耐が必要ですが、戦時中、アメリカ人が敵国日本を理解するために行った研究について書かれた本です。「捕虜になるより死んだ方がまし!?」等、分析すればするほど理解しがたいことだらけの日本人。時代は違えども、今を生きる私達に通じる部分もあり。客観的に日本を見てみるには良い資料だと思います。
たとえ義理チョコでも、ちゃんと感謝の気持ちは籠っていますよ~(´д`)