洋書にあなたも手を出してみる?
こんにちは、阿津坂です。
初級2を受講中の方が、洋書の『Rich Dad Poor Dad』を読んであったので、「すごい!」と思いお話を聞いてみると、「(2週間で)3分の1しか読めませんでした。でも、一度日本語で読んでいたので、なんとなく分かるんですよ」とのこと。
日本語版はこの本ですね。一時期、すごく話題になっていたので、読んだという方も、タイトルは聞いたという方も、多いのでは。
「洋書はちょっと……」と思う方も、一度日本語で読んだ本だと、当たりがつけやすいですし「英語ではこういう風に表現するんだ!」という発見があったりします。
「とはいっても難しいし、、、」と思われる場合は、アメリカの洋書の方が、比較的シンプルな英語で書かれていることが多いです。
アメリカの洋書ってどうやって分かるの?
見分け方としては、一番シンプルなのは、値段を見てみること。アメリカのは$表示で、イギリスのは£表示になっています。
あのハリー・ポッターの本も、イギリス版とアメリカ版では、使われている単語が違うんですよ!
例えば、第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』も、イギリスのオリジナル・タイトルは、”Harry Potter and the Philosopher's Stone”なのですが、アメリカ版では"Harry Potter and the Sorcerer's Stone"と、PhilosopherがSorcererに変えられています。
ドラマも、日本語字幕で見た後に、英語字幕で見てみる。そうすると、日本語字幕にするのに削ぎ落とされた部分がけっこう見えてきますよ。
一度、チャレンジしてみては?
簡単に言えるけど、ちょっと工夫したい表現。
こんばんは、平井です。
先日、友人とチャットしていた時に
Didn't it cross your mind?
と言われました。
意味としては、
「そんなこと頭をよぎらなかった?」とか、「思いつかなかった?」とか、そんな感じです。
辞書に載っている例文だと、
The idea of changing the route never crossed his mind.
(ルートを変更するという考えは一切彼には思い浮かばなかった)
この話を阿津坂にして、
「分かるけど自分からは使わないよね~」
「think aboutとか使って済ませちゃうよね~」
なーんて話をしていました。
類語表現だと、come up withとかもありますね。
もうちょっと、こういうイディオムとかを日頃から上手に使えるようになりたいなぁと思った出来事でした。
それにはやっぱり本を読んだり映画を観たり英語を話す友人と交流したりして、他人の英語から学ぶ機会を増やすことが大事ですよね。
頑張ろう!
地名の発音って難しい!
ある受講生さんと話していると、中国の地名の話に。
中国と日本は「漢字」という共通の文字があるため、中国の地名も日本語読みが多いですが、ほとんどが中国語の発音では全く違います。
そして、英語では中国語のピンインと呼ばれるアルファベット文字を使った発音表記の方法に沿って表記・発音されるので、中国語寄りの発音に。
例えば、
北京 → Beijing
上海 → Shanghai
香港 → Hong Kong
あたりは有名どころでご存知の方も多いと思いますが、
食で有名な広州市は → Guangzhou
香港の近くの深圳市は → Shenzhen
観光地として有名な杭州市は → Hangzhou
など。
ピリ辛料理で有名な四川省の話になった時に、乗り込んできたのがLaurie講師!
「四川は”Sichuan”って言うよね」と私が言うと
Laurie講師は、「違う。Seから始まるはず。そしてshenの発音だよ。中国ではどうだか知らないけど、とにかく英語ではそう発音するよ!」
阿:「え~! 違う! Sichuanだよ!」
と論争に(笑)
Laurie講師がさっそく自分のPCを持ち出してきて調べると、
Wikipediaによると、Szechuanというのは、Sichuanの古いつづりの仕方だそう。
イギリスでも「四川料理」は有名で、「Szechuan cuisine」として名が通っているようです(ちなみに発音は、セシュアンに近い)。北京ダックが「ベイジン」と発音せずに、「ペキン(英語ではピィキン)」と発音するのと同じですね。
お腹空いてきそう!
英語では、他にも
フィレンツェ → Florence
ヴェネツィア → Venice
ウィーン → Vienna
になったり。
カタカナになっているので、ついそのまま英語で通じるかも?と思ってしまいますが、日本語と英語で発音が違うので、ついでの時に確認してみてください!
第1回特別講座開催!
こんにちは、平井です!
今日はKevin講師による特別講座が開催されました!
記念すべき初回のテーマは、『a / an / the をマスターしよう!』
初級1~2のレベルの生徒さんを対象に募集したところ、満員御礼~
他のレベルの方達からも受講したいとの問い合わせをたくさん頂きました。
冠詞はどのレベルになっても永遠の課題ですね(××)
さて、今日のレッスンの様子を少しだけレポートします
レッスンが始まるとすぐに、複数の絵が描かれた紙が配られたようです。
ふむふむ、これを英語でどう表すでしょう??というのが最初の質問のようですね
みなさん個々にご自身の思うように答えを書き出していました。
その後はKevin講師と一緒に答え合わせ。
お、合ってる?違った?
90分のレッスン、参加者の皆さんは集中して取りんでいらっしゃいました!
最後の仕上げ問題を解いて、特別レッスンは終了です。
(今回の内容はFCCの風にてまた詳しくレポートしますね)
「少しだけ霧が晴れました」と仰った受講生Aさん。
「文法解説第2弾もお願いします!」とBさん。
FCC生の需要は高そうですね!みなさんからもどしどし「こんなテーマでやってほしい!」というリクエスト、お待ちしています。学校と生徒さんでアイディアを出し合って英語を上達させていきましょう(^0^)
参加者の皆さん、お疲れ様でした!
冠詞って難しいですよねヽ(´Д`;)
こんにちは、阿津坂です。
明日がいよいよ「第1回特別講座:a/an/theをマスターしよう」ですね。
Kevin講師が張り切って明日の準備をしていました(*´▽`*)
さすがベテランの講師、楽しく学べるような工夫がなされていました♪
で、用意してあったクイズが目に止まったので、それを無理言って(笑)コピーしてもらうことに。
正しい冠詞を選んだり、間違っているものを指摘したり。
むむむ、と迷うものがたくさんありました。
私が解いているのを覗いたMarcus講師に、「なんでこっちは冠詞が付くのに、なんでこっちは付かないの?」と聞いても、「英語ってそんなもんだよ。無駄だって僕も思ってるよ」と言って慰めてくれました(´∀`;)
で、そこで引っ張り出してきたのが、
5cmはあろうかという厚さの本ですが、ここには文法に関する詳細な解説が書いてあります。端から読む必要はないですが、文法で迷ったら、引いてみるのがオススメ、の1冊です。
特別講座では、Kevin講師が日本人にはなかなか理解しにくい冠詞の使い分けについて、分かりやすく解説してくれると思いますが、1つだけ私が『ロイヤル英文法』を読んで「なるほど!」と思った解説をご紹介。
”境界とthe:
地域などを表す名詞の場合は、海・砂漠・川のように境界の明確でない、あるいは流動するものにはtheがつき、湖、島、岬、公園、広場のように境界が明確なものには名前だけつけてtheはつけないともいわれる。
the Sahara(Desert)(サハラ砂漠)、the Arctic Ocean [Sea] (北極海)、Lake Michigan(ミシガン湖)、Hyde Park(ハイドパーク)、Tiananmen Square(天安門広場)” (徹底例解ロイヤル英文法 改訂新版 p.153)
なるほど! 境界のはっきりしているものは冠詞が付かなくて、境界のあいまいなものにはtheが付くんだ!
細かく見ていくと、もっといろいろ法則があるようですが、とりあえず1つスッキリしたように思います。
特別講座、まだまだ続きますので、明日のに参加できない方は、次回の告知をお楽しみに!
Warren講師がご機嫌ナナメな理由
こんばんは、平井です!
今日、Warren講師が出勤するなり、早口でなにかを話していて、ヒートアップしている様子でした。
先に来ていたKevin講師と彼が話し始めたので聞いていたら、どうやらアメリカの中間選挙の話のよう。(Warren講師は今回の結果に不満)
でも、なぜ??
Warren講師よ、あなたはイギリス人でしょ。
そしてなぜかWarren講師をなだめる、アメリカ人のKevin講師。立場逆転!(笑)
Kevin講師が、Warren講師に対してこんな言葉をかけていました。
" I'm in your corner! "
どういう意味か聞いたら、
" I'm on your side. " とか " I agree with you. " とか " Hey! Relax! " とか
そんな感じの意味だそうです。
K 「ほら、ボクシングでコーチがコーナーのところに立っとるやろ。あれがまさに I'm in your cornerな状況や。脇に立って応援する感じ。」
ほー(・∀・)
そして…
あれやこれや話した末、最後の方でWarren講師が
と言っておりました(^^;
上手いこと言うなぁ~~~。
ハッキリも言うけど、かなり遠回しにも言う
と、最近思う阿津坂です。
英語の話ですが。
「大事なアレの話。」の回でもご紹介したように、トイレ1つ取っても婉曲表現がヤマのようにあるのが英語。
最近、印象に残ったのが「口論」に関する表現。
このサイトで詳しくご紹介されていますが、
"We exchanged words."や"We had an exchange of words."(文字通りでは「私達は言葉を交わした」の意味)が「口論した」の意味になるなんて、驚きですよね!
知らないと、本を読んだりしている時に出会ったら、話が分からなくなりそう!
上の『GOTCHA!』の記事を書いたデイビッド・セインさんはアメリカ人なので、アメリカでよく使われている表現が載っていると思うのですが、イギリスでよく使われている表現では「domestic」があります。
(Marcus講師は「domesticで口論の意味? 聞いたことないね」とのこと)
「domestic」とは、「国内、家庭内」という意味の単語です。
日本でよく聞くのは「ドメスティック・バイオレンス(Domestic Violence:いわゆるDV)」かも……。どこかで「ドメスティックな彼氏」という表現を見たのですが、おそらく「DVをするような彼氏」と言いたかったんだと思いますが、「ドメスティック」だけだと「家庭内、家庭的」という意味なので、「ドメスティックな彼氏」だと「家庭的な彼氏」という意味に……(^▽^;)
さて、この「domestic」、イギリスでは「家族、夫婦やカップルの口論」の意味があります。
いやぁ、イギリスでは「家庭内のこと=家族または恋人同士のいさかい」ってことなんでしょうか、、、(笑)←こんなことを言っているとWarren講師に「その極端な一般化はそのままお返しするよ」と言われてしまいますがo(^^;o)
使い方は、名詞で使い、
They are having a domestic right now.(彼らは口論の真っ最中だ)
A young couple started a full-on domestic right in front of me. (若いカップルが、私の目の前でものすごい口ゲンカを始めた)
といった感じになります。
ほかにも婉曲表現はたっくさんあるので、またご紹介したいと思います!