福岡の英会話スクール まじめで厳しいFCCスタッフブログ

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受験英語の弊害

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こんにちは、阿津坂です。

 

今週末、またまた台風が来そうですね。

 

Marcus講師に聞いたのですが、なんと台風の目だけでも直径が100kmあるそうです。

 

被害が出ないといいのですが。

 

さて、表題の件なのですが、私的には基本的に受験英語がすごく弊害があるとは思っていないのですが(単語や文法の勉強も役に立ちましたし←「不定詞の形容詞的用法はどれか」なんてのは分からなくても全然OKだと思いますが、それぞれの語句の意味や文章内での役割は理解したほうが良いと思います)、1つだけものすごく弊害だと思っていることを、受講生さんと話していて思い出しました。

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それは、「英文を、後ろから振り返って読む、訳する」というもの。

 

試験に「以下の英文を訳せよ」なんて問題があると、日本語としてナチュラルな訳をしようと思うと、どうしても後ろから訳さざるをえない。

 

そうなると、文章を読むのでも、後ろから後ろから読もうとしてしまいますよね。

 

そのクセが残ってるなと感じることがあるのは、受講生さんが入校される時にクラス決めでお会いする時に、Readingのレッスンを決める時に、「きれいな訳でもなくていいので、このパラグラフを訳してください」とお伝えすると、1文を後ろから後ろから訳されることがあります。

 

「え、みんなそうしてるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、英語の意味のかたまり毎に訳される方もいらっしゃいます。

 

そちらの方が、英語の語順通りの理解に近く、Readingの理解、Listeningでの理解、Writingでの文章を書く力、Speakingで話すスピード、全てに関わってきます。

 

「振り返って読んでた!」という方は、ぜひ頭から読むように心がけてみてください。

 

最初は、振り返って読むのが慣れていないと、脳ミソがグギギギギギギとなりそうなほど大変だったりしますが(私の場合はそうでした!笑)、ここは避けて通れないと思います。

 

Listeningで、単語やセンテンスは聞き取れるんだけど、まとまった文章になると理解できない、長いListeningの後半が聞き取れなくなる、といった方も、Readingが弱く、振り返って理解するクセが抜けていないと、こういった現象が起こることがあります。

 

もし、心当たりのある方がいらっしゃったら、頭から読む訓練をしてみては。

 

まずは、ごくごく簡単な、「え、こんなのすぐ分かる」ってぐらいから始めてくださいね。頭から読んで一読で理解する、というのを目標に。

 

詳しく知りたい場合は、カウンセリングでもお話できます。

 

では!

 

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