カナダの意外な(?)事実
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こんにちは、阿津坂です。
今日、Mason講師とAlex講師が話しているのを横で聞いていたら「へぇ~!」と思うことが。
Mason講師はカナダ出身なのですが、カナダでは「イギリス英語」が教えられているとのこと。
「イギリス英語」と言っても、「他の英語とどう違うの?」と疑問に思いますよね。(オーストラリアやニュージーランドはイギリス寄りなので、違うと言えば、アメリカ英語との違いがメインになると思います)
わかりやすく違うのは、綴り。
-terや-orが、-treや-ourになります。
例)
(米)theater
(英)theatre
(米)color
(英)colour
ほかにも
(米)catalog
(英)catalogue
(米)program
(英)programme
また、travelなどは原形は一緒なのですが、進行形や過去分詞の形が違ってきます。
(米)traveling / traveled
(英)travelling / travelled
とにかく、ややこしいのがイギリス式(笑)
(イギリス人講師によるDiaryの訂正で「あれ?」と思った方もいらっしゃるでしょうか?)
他にも「持っている」の意味では、「I have」より「I've got」の方がよく使われます。
例)
Have you got a pen? ペン持ってる?
「でも、話すのはアメリカン・アクセントだから、変わってるんだよね」とMason講師。
カナダは北米ですが、しばらく前までイギリスの一部でした(Wikipediaにも「1763年からイギリス帝国に包括された。1867年の連邦化をきっかけに独立が進み、1931年ウエストミンスター憲章で承認され、1982年憲法制定をもって政体が安定した。」とあるのですが、1931年にイギリスから完全に独立し、1982年によってようやくカナダ自身の憲法が制定された……ってこと? かなり最近の話ですね)。
今もって正式なカナダの国家元首はイギリスの国王が兼務しています。なので、現在はエリザベス女王。しかし、元首の仕事はカナダ総督がされているので、エリザベス女王がカナダの国賓を迎える、なんてことはないのですが。
国旗も、右の見慣れたメープルの葉をあしらったものではなくて、以前は左のイギリス国旗が左上に載ったものだったそう。
まぁ、それだけカナダとイギリスの結びつきは強い、ということが「イギリス英語を習う」ということで現れているんですね~。
でも、カナディアン・アクセント(カナダ訛り)もあることにはあるそうです。「アメリカン・アクセント」とどう違うの!!??と思ったわけですが、明日のパーティーで、ぜひMason講師やMarcus講師に「カナディアン・アクセント」について聞いてみて下さい~!