couldやwouldの感覚
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こんにちは、平井です!
今日から8月ですね♪来週が終われば、一週間夏休みに入ります。
そして今学期も残りあと2ヶ月。1ヶ月半後には皆さんのお手元に評価表が届きます^^
今日はその評価表に関するお話を少し。
評価表によく出てくる単語の一つにwould, couldがあります。
例:I would suggest to ~:~してみるといいでしょう
Things you could work on next term are ~:来学期あなたに取り組んでみてほしいことは~
現在の話をしているのにどうして過去形が使われるのか?と思う方もいらっしゃると思いますが、時制を変えるのには理由があります。
過去形にする
↓
現在から離れる
↓
イメージが少しぼやける
↓
言いたいことが直接的ではなく、やんわり、ぼんやり、遠まわしに、あるいは丁寧になる
評価表のようなものの場合特に、はっきり、ばっさり「こうしなさい」と言われるより、「こうしてみたらいいかも」と言われる方が、読み手も受け取りやすいですよね。
私はFCCで働くようになって、以前よりこのcould, wouldの違い、その表現を使うことの大切さみたいなものが分かってきました。今では講師に何かお願いをするときは、Could you~? Would you (mind ~ing)~? を使うように心がけていますし、講師たちや他の日本人スタッフも、よく使っています。先日は石橋がCould I ask you~?と言って講師に尋ねごとをしていました。
単語の時制をちょっと変えるだけで、伝わる気持ちも変わるんですね。コミュニケーションを円滑にしてくれる表現、ぜひ教材や日頃の会話の中でも注目してみて下さい。