地名の発音って難しい!
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ある受講生さんと話していると、中国の地名の話に。
中国と日本は「漢字」という共通の文字があるため、中国の地名も日本語読みが多いですが、ほとんどが中国語の発音では全く違います。
そして、英語では中国語のピンインと呼ばれるアルファベット文字を使った発音表記の方法に沿って表記・発音されるので、中国語寄りの発音に。
例えば、
北京 → Beijing
上海 → Shanghai
香港 → Hong Kong
あたりは有名どころでご存知の方も多いと思いますが、
食で有名な広州市は → Guangzhou
香港の近くの深圳市は → Shenzhen
観光地として有名な杭州市は → Hangzhou
など。
ピリ辛料理で有名な四川省の話になった時に、乗り込んできたのがLaurie講師!
「四川は”Sichuan”って言うよね」と私が言うと
Laurie講師は、「違う。Seから始まるはず。そしてshenの発音だよ。中国ではどうだか知らないけど、とにかく英語ではそう発音するよ!」
阿:「え~! 違う! Sichuanだよ!」
と論争に(笑)
Laurie講師がさっそく自分のPCを持ち出してきて調べると、
Wikipediaによると、Szechuanというのは、Sichuanの古いつづりの仕方だそう。
イギリスでも「四川料理」は有名で、「Szechuan cuisine」として名が通っているようです(ちなみに発音は、セシュアンに近い)。北京ダックが「ベイジン」と発音せずに、「ペキン(英語ではピィキン)」と発音するのと同じですね。
お腹空いてきそう!
英語では、他にも
フィレンツェ → Florence
ヴェネツィア → Venice
ウィーン → Vienna
になったり。
カタカナになっているので、ついそのまま英語で通じるかも?と思ってしまいますが、日本語と英語で発音が違うので、ついでの時に確認してみてください!